ハンドルネーム:オオシマ博士(昭和58年製) 肩書き:昭和レトロ収集家 / 元ゲームショップ店員(設定) プロフィール文例: 「昭和生まれのレトロマニア。ファミコン・ベーゴマからナショナル家電、駄菓子屋グッズまで、“誰かと共有しなくても楽しい懐かしの世界”を深掘りするブログです。1人の時間にニヤッとできる、そんな“マイレトロ”を一緒に楽しみましょう。」 ※ブログは広告を利用しています。
2025年6月16日月曜日
10. 昭和ゲームCM特集|当時の広告に愛あるツッコミ!あの頃の熱量を再体験!
こんにちは!「ひとり昭和研究室」室長のオオシマ博士です。
皆さんは、テレビCMを見て「あ、このゲーム面白そう!」って思った経験、ありますか?
最近のゲームCMは、グラフィックがとんでもなく綺麗で、まるで映画のワンシーンみたいですよね。有名俳優さんが出ていたり、壮大な世界観を短い時間で表現したりと、本当に見応えがあります。
でも、私のような昭和生まれの人間が「ゲームのCM」と聞いて思い出すのは、今のCMとはちょっと、いや、かなり趣の異なる、**あの「昭和のゲームCM」**なんです!
「昔のゲームCMって、どんな感じだったんだろう?」「今のCMと何が違うの?」
きっとそう思っている方もいるはず!そこで今回は、私の「ひとり昭和研究」の一環として、昭和の時代に流れていたゲームCMの数々を思い出しながら、そこに込められた当時の熱量や、今見ると「思わずツッコみたくなる」ポイントを、皆さんと一緒に深掘りしていきたいと思います!
かつてブラウン管にかじりついてCMを見ていた皆さんも、昭和のゲームCMを知らない若い世代の皆さんも、きっとこの記事を読めば、あの頃のゲームを取り巻く熱気を再体験できるはずですよ!
昭和のゲームCMって、どんな時代だった?
昭和の終わりから平成の初めにかけて、ゲームはまさに「ブームの真っ只中」でした。
家庭用ゲーム機が普及し始め、子どもたちの間では「ファミコンを持っているかいないか」が一大ステータスに。新しいゲームソフトが出るたびに、おもちゃ屋さんや電気屋さんの前には行列ができ、子どもたちは目をキラキラさせていたものです。
そんな時代にテレビで流れていたゲームCMは、今思えば、かなり独特でした。
今のCMのように、ゲームのグラフィックがそのまま綺麗に映し出されるわけではありません。なにせ、当時のゲームは「ドット絵」が主流ですから、それをテレビCMで表現するのにも、様々な工夫が凝らされていました。
「どうやってこのゲームの面白さを、短いCMの中で伝えるか?」
当時のCM制作者たちは、かなり頭をひねっていたことでしょう。
そして、その結果生まれたのが、今見ると「プッ」と笑ってしまうような、でもなぜか「愛おしい」と感じる、あの**「昭和のゲームCM」**なんです!
昭和ゲームCMの「あるある」と「愛あるツッコミ」!
それでは、具体的に当時のゲームCMによく見られた特徴を挙げながら、そこに私の愛あるツッコミを入れていきたいと思います!
1. CGなし!実写とアニメーション、そしてイラストのオンパレード!
あるある: ゲームの実際の画面がほとんど映らない、もしくは数秒しか映らない。代わりに、ゲームの世界観を表現するような実写映像や、チープだけど味のあるアニメーション、そしてゲームのパッケージに描かれたイラストなどが多用されていました。
愛あるツッコミ: 「ちょ、待って!肝心のゲーム画面どこ行った!?」「このアニメーション、本編と全然違うじゃん!」 今の目で見ると、実際のゲーム内容とCMのギャップに驚かされます。でも、当時はそれが当たり前でした。限られた技術の中で、いかにゲームの魅力を伝えるか。その「工夫」と「熱意」が、逆に伝わってくるんですよね。パッケージイラストだけでゲーム内容を想像して、ワクワクしたあの頃を思い出します。
2. 有名タレントよりも「個性派俳優」や「謎の外国人」!
あるある: 人気絶頂のアイドルや俳優を起用するよりも、なぜか個性的な俳優さんや、外国人タレント(なぜか片言の日本語を話す)が出演していることが多かった印象です。彼らがゲームの世界観をオーバーに表現したり、意味深なセリフを言ったり…。
愛あるツッコミ: 「この人、誰!?」「なんでこんなに大げさなの!?」「え、外人さん、それしか喋れないの?」 今だとコンプライアンス的にどうなの?と思うような表現もありましたが(笑)、そのぶっ飛んだ演出が、逆に記憶に残りやすかったんです。ゲームの内容よりも、出演者のインパクトが強烈で、「あのゲームのCMの人だ!」なんて記憶していることも少なくありません。
3. 短いCMに「全てを詰め込む」熱量!
あるある: 15秒や30秒という短い時間の中に、ゲームのジャンル、世界観、キャラクター、そして「絶対面白いから買ってくれ!」という制作者の情熱が、これでもかというほど詰め込まれていました。情報過多で、見る側は置いてけぼりになることも。
愛あるツッコミ: 「ちょっと待って!情報量多すぎ!脳みそが追いつかない!」「これ、何のゲームなの!?てか、結局何が言いたいの!?」 一見すると散らかっているようにも見えますが、その根底には「このゲームをなんとかして知ってもらいたい!」という作り手の熱い思いがあったはずです。あの頃のゲームに対する、純粋な熱量が伝わってくるんですよね。
4. 謎のキャッチフレーズと「決めゼリフ」!
あるある: 一度聞いたら忘れられない、独特なキャッチフレーズや決めゼリフが頻繁に使われていました。「○○は冒険だ!」「やればやるほど!」「キミもプレイしてみないか?」など、視聴者の心に直接語りかけるようなものも。
愛あるツッコミ: 「いや、だから何が冒険なの!?」「やればやるほど何なの!?」「このフレーズ、本編と関係ある?」 意味はよく分からなくても、なぜか耳に残るんですよね。そして、友達の間でそのフレーズを真似したりして、さらにゲームへの期待感を高めていました。CMソングも、一度聴いたら脳内リピートされるような、中毒性の高いものが多かった印象です。
5. 「ゲームはあくまで手段」!?ライフスタイル提案型CM!
あるある: ゲームそのものの面白さよりも、「このゲームを遊ぶことで、こんなに楽しい生活が送れるよ!」という、ライフスタイルを提案するようなCMも多く見られました。友達と集まってワイワイ遊ぶ様子や、家族で楽しむ姿など、ゲームが人と人をつなぐツールとして描かれていました。
愛あるツッコミ: 「ゲーム画面ほとんど映ってないじゃん!」「なんでこんなにリア充なの!?俺のゲーム生活と違う!」 確かに、ゲームは一人で黙々と遊ぶことも多いですが、当時はゲームを通じて友達と交流したり、家族で盛り上がったりする楽しさも、大きな魅力でした。CMは、その「コミュニケーションツールとしてのゲーム」という側面を強調していたのかもしれませんね。
6. 「音」でゲームの世界観を表現!
あるある: ゲームのタイトル画面や、特徴的な効果音、BGMが効果的に使われていました。特にBGMは、短いながらもゲームの世界観を凝縮したような、耳に残るメロディが多く、CMをきっかけにゲームに興味を持つことも。
愛あるツッコミ: 「この音、聞いたことあるけど、何の音だっけ?」「このBGM、頭から離れない…!」 映像がシンプルだった分、聴覚への訴求力が強かったのが昭和のCMの特徴かもしれません。あの独特の電子音やピコピコしたBGMは、私たち昭和世代の耳に深く刻み込まれています。
7. 「ゲームが持つ力」をストレートに表現!
あるある: 「キミにもできる!」「挑戦しよう!」「勇気を持て!」など、ゲームをプレイすることが、まるで人生の試練や成長につながるかのように描かれることもありました。
愛あるツッコミ: 「ゲームでそこまで言われる!?」「いや、ただのゲームなんだけど…」 でも、当時の私たち子どもにとっては、ゲームの中の冒険が、本当に自分自身の成長につながるような感覚がありました。CMは、その「ゲームが持つ無限の可能性」を、ストレートに、そして熱く伝えてくれていたんですよね。
昭和のゲームCMが、なぜ今も愛されるのか?
こうして振り返ってみると、昭和のゲームCMは、今の目で見るとかなりシュールで、ツッコミどころ満載かもしれません。でも、なぜか私たち昭和世代の心には、深く刻み込まれています。
それはきっと、
時代の熱量をそのまま伝えているから: 当時のゲームを取り巻く、作り手の情熱や、子どもたちの熱狂が、フィルターを通さずにストレートに伝わってくるからです。
アナログな工夫とクリエイティビティ: 限られた技術の中で、いかにゲームの魅力を伝えようとしたか。そのアナログな工夫や、クリエイティブな発想が、今見ても新鮮で、面白いと感じられるんです。
ノスタルジーと共感: あの頃の自分と重ね合わせて、懐かしい気持ちになったり、同じ時代を生きた人たちと「そうそう、これあったよね!」と共感し合えたりするからです。
昭和のゲームCMは、単なる商品広告ではなく、当時の文化や、私たちの青春の1ページそのものなんです。
まとめ:あの頃のゲームCMは、最高のエンターテイメントだった!
今回の「ひとり昭和研究」を通して、私は改めて、昭和のゲームCMが持つ奥深い魅力と、それが彩った当時のゲーム文化の豊かさを感じることができました。
今のCMのように洗練されてはいないけれど、そこには、作り手の純粋な情熱と、時代を象徴する独特のセンスがギュッと詰まっています。そして、何よりも、見る人を楽しませようとする「エンターテイメント」としての力が、そこにはありました。
もし、皆さんも昔のゲームCMをもう一度見てみたくなったら、動画サイトなどで検索してみてください。
きっと、たくさんの「愛あるツッコミ」とともに、あの頃のワクワクした気持ちが蘇ってくるはずですよ。
今回の研究成果が、皆さんの「ひとり昭和研究」のヒントになれば嬉しいです。
それでは、また次回の研究成果でお会いしましょう。オオシマ博士でした!
